ザ・グレイトフルデッド跡地

2009年11月10日

条文発見能力の鍛え方

 メールにてご質問をいただいたので、お答えします。
 
 9月23日の記事に、「何が問われているのかを考え抜いた上で、事案を把握し、事案処理のための条文を発見し、当該事案に条文が適用できるか?を検討していく」と、書かれています。そこで「事案処理のための条文を発見する」力の鍛え方を教えていただけないでしょうか。


 「条文発見能力」は、条文を読むことで付けられると思います。
 まずは、条文の目次を覚えてください。
 その上で、伊藤真の条文シリーズなどで、条文の趣旨、要件、効果、判例をチェックしていけば良いと思います。

 最初は、大雑把に、
 第1編 総則  第2編 株式会社 とやっていき、
 それを覚えたら、次は 章レベル、次に節レベルで目次を押さえて行きます。
 以下は、堀馬が使っていた条文目次です。
 会社法 条文短縮.doc
 
  その上で、最終的には、条文の表題を一覧にして、論文で使う条文と、使わない条文とを区別していきました。
会社法 重要条文.doc

 重要かどうかは、「論文で書く可能性があるか?」という観点から堀馬の独断と偏見で判断していますので注意!
 
 特に会社法は、準用を避けるため、似たような条文が何度も出てきます。
 (蝕が模されています)
 なので、似た条文を比較対照することで、制度の違いが明確になります。
 新株発行と新株予約権発行の対比
 創立総会と株主総会の対比

 一番重宝したのは、企業再編。
 第五編組織変更02.doc

 条文を整理してやると、吸収型と新設型、吸収側と消滅側に分かれているのがよく分かります。

 堀馬は、こんな感じで、法律の構造を覚えていき、条文の大体の位置と、要件効果、趣旨を覚えていくことに力を入れていました。

 試験前日にも、条文の表題一覧を読み合わせ、問題となりうる要件をゼミでチェックしていました。 
 そのとき一緒にチェックしてくれたのは、オレンジくんw


posted by 名もなき元受験生のソウル at 23:53| Comment(7) | 凡夫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ダウンロードさせていただきました。
ありがとうございます(^0^)

☆インク壺持参されるとは・・・さすが堀場さん。(でも私はかなりのおっちょこちょいなので、壺ひっくりかえす可能性が・・・堀場さんの場合はすばやく吸引させてさっとバックに戻してそうですけどね!)
Posted by maru at 2009年11月11日 13:43
>maruさま

 持参どころか、試験中に机上に置いておいても怒られませんよ(笑)
 おそらく試験中の給油も可。
Posted by 堀馬 at 2009年11月11日 19:15
( °o° )
え!ほんとですか
(試験中机の上においていいんですか)
それはちょっと想像超えてました
試験中の給油もOKって・・・・
どんだけ余裕な人がそんなことを・・ORZ

堀場さんの話にはいつも驚かされっぱなしです(冷えピタシートもそうですが)

今週スタ論で給油ためしてみよっかな〜
Posted by maru at 2009年11月12日 00:51
>maruさま

 いつでも給油できるよう準備はしていましたが、試験中の給油は古今例がありません(笑)

 あくまで、念のためです。
Posted by 堀馬 at 2009年11月12日 01:43
はじめまして。以前からブログを読ませていただいていたのですが,コメントを書くのは初めてだと思います。

最近,ロースクールの会社法の演習に手を焼いておりまして,それは条文が読めていないことに大きな原因があると思っています。堀馬様の方法を実践してみたいと思います。

質問なのですが,会社法以外の法律でも同じような方法を採られていたのでしょうか。

それでは,失礼します。
Posted by 未熟な小惑星 at 2009年11月12日 19:46
お忙しいところ失礼します。

おすすめの予備校講座ございますか?
過去の記事参照させていただいたのですが、去年のこの時期にすべらない答案講座を受講なさっていたようで。
よろしければ、○×か点数形式で過去に受講なさった予備校講座の良し悪しを教えていただけると助かります。
Posted by @ at 2009年11月12日 21:31
>未熟な小惑星さま

 いらっしゃいませ。
 ご参考になれば幸いです。
 他の法律についても、同様に条文の表題を一覧にして、整理しておりました。
 近いうちにアップしますね。


>@サマ
 当ブログの「予備校講座」というカテゴリーから一覧していただけます。
 http://g-dead.seesaa.net/category/5918400-1.html

 すべらない、と、行政法の訴訟パターン別は、超おすすめです。

Posted by 堀馬 at 2009年11月12日 22:23
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