ザ・グレイトフルデッド跡地

2009年09月23日

南極条約 その1

(昨日の続き)


 オレンジ君と堀馬との約束ごとを大公開。
 当たり前のことばかりかも知れませんが… 


 その1 形式面。

 司法試験は書面審査。
 なので、とにかく採点者に読みやすくすることが重要である。
 そのために

第1.ナンバリング
 1 具体例
 「第1
   1
   (1)
     ア
     イ          」

 という形で。
 「ア・イ・・」くらいまででOK。


 2 ナンバリングにおける注意点
 設問ごと、論点ごとに、そして文章構成ごとにナンバーを振る。
 適当にナンバーを振れば良いわけではない。

 そして、ナンバリングにおいては、
 「1.問題提起
  2.規範定立
  3.あてはめ」

 を徹底する。アホ程徹底する。
 
 問題提起は結構クドく、いかなる条文のいかなる文言の問題であるかを明示する。

 規範は短く。しかし、必ず理由付けを。
 ここで絶対に本件固有の事情を用いない。

 「あてはめ」は必ず「本件では・・・」で書き始める。
 「本件」は「あてはめ」の目じるし。

 注意していないと、つい規範を立てながら、あてはめてしまう。
 「2」と「3」とがゴッチャになる。
 2と3の峻別を。

 分量は、2:2:4くらい。



第2 自分にも解かる文章で

 1 「たんぶん」
   短文 短く
   淡文 あっさりと
   単文 1文内は、1主語・1述語。
       1文内に、複数の主語を入れない。 

 2 とにかくわかり易い文章を。
  自分で読んでも分からない文章を書かない。
  平時に用意する論証を自分の分かる文章に書き換えておく。


第3 読む者に予測可能性を与える
 答案の冒頭で
 「本件○○について、○○罪が成立する。
  以下、詳論する。」

 と、結論を出しておく。
 そうすると、下の例のように、多少論理が行ったり来たりしても、読み手が結論を知っているので、読みやすい。(はず)
 
 「Aであるか?
  たしかにAでない。 
  しかし、○○である。
  もっとも、××もある。
  よって、Aでない。」

 そもそも論理が行ったり来たりする文章自体、悪文であるが、現場ではやらかす可能性も否定できない。
 そこで、最初に結論を明示しておく。
    


 とりあえず、思い出したところを書き出してみました。
 「引っ張っておいて、この程度かーっ!」とは言わないでw

 要望があれば、明日は「技術面」

posted by 名もなき元受験生のソウル at 00:23| Comment(6) | 方法論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
合格おめでとうございます。

要望ありです!
自分は今年だめでした。来期に向けて少しでも情報をいただければ幸いです。
宜しくお願いいたします。
Posted by 苦学僧 at 2009年09月23日 01:41
明日は、技術面ということで、答案構成・答案作成について質問させていただきたいと思います。

まず、答案構成の時間について質問させていただきたいです。自分は、答案構成の時間がかかりすぎるので、書き始めるまでに45分くらいかかってしまいます。したがって、書く時間が少なくってくることから、6枚くらいしか書けません。

次に、堀馬さんが使用されていた筆記具について。堀場さんはだいたい7、8枚は書かれていたみたいなので、書くスピードは他の人よりも早いと思います。やはり万年筆を使用されていたのでしょうか。自分は、今、検討中であります。

最後に、論点の拾う数について。書く論点を絞っても、深く考察したものであれば、点数は良くなるということを聞いたことがあります。しかし、自分は、より多くの論点を少しずつ書いていった方が評価が高くなるような気がします(深く考察できないというのが本音なんですが)。堀場さんのスタンスはどのようなものだったのでしょうか。

連日、書き込みしてすみません。来年以降に役立てたいと思いますので、よろしくお願いします。
Posted by shou at 2009年09月23日 07:34
>苦学僧さま
 ありがとうございます。
 
 出来る限り、役立つ情報を提供していきたいと思います。


>shouさま
 承知しました。
Posted by 堀馬 at 2009年09月23日 11:22
形式面すばらしいです。
合格者の言葉=神の言葉
アホほど徹底したいと思います。(どれもこれも、意識すれば今から実践可能だ!!)
堀場さんありがとうございます。
Posted by maru at 2009年09月23日 16:25
はじめまして堀馬さん。
私も関西のロースクールで勉強しており、来年受験するものです。この度は上位合格、本当におめでとうございます。
私も質問がありまして書き込みさせていただきます。

堀馬さんは、どのようなものを勉強の核として使用されていましたか?私は基本書を読んでもなかなか頭に入ってこないですし、情報の量が多くて何度も見返せないことに不安を感じています。

堀馬さんが、法律知識が戦力の決定的な差ではない、と仰られているのを見て、どのような物で最低限の知識をインプットしたのか、非常に興味があり質問させていただきました。

時間に余裕がありましたらお答えください。よろしくお願いします。
Posted by まさる at 2009年09月23日 17:20
>maruさま
 いえいえ。
 参考になれば嬉しいです(笑)


>まさるサマ
 了解しました。
 改めて記事で書きますね。
 ありがとうございます。
Posted by 堀馬 at 2009年09月23日 20:14
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